「低音型突発難聴」

投稿者:ひろゆき

投稿日: 9月23日(火)22時28分03秒

(発症から現在までの経過)

9月9日火曜日に起床した直後に左耳がつまったような感覚をおぼえました。耳を澄ますとちょうどエアコンの室外機が遠くで鳴っているような低い音で耳鳴りがしました。ラジオのスイッチを入れて聴いていると頭の左側全体に低音が響く感じがしてとても不快でした。15年ほど前にも一時耳が聞こえづらくなり、耳鼻科へ行き聴力検査などをしてもらいましたが異常がないと言われ、2週間くらいでもとに戻ったことがありましたので今回は耳鼻科には行かず、少し様子を見ることにしました。行かなかったもうひとつの理由は、その朝聞いたラジオで地震予知のことを言っていて9月16日か17日に南関東に大地震が来るらしいということを知り心配でそれどころではなくなり、耳鳴りもそのせいかなどとバカな思い込みをしてしまったからで、地震騒動が過ぎてから耳鼻科に行くことにしたしだいです。それが今から思うと大間違いでした。インターネットで耳鳴りについて調べてみたところ自分の症状が「低音型突発難聴」ではないかとの疑いを持ちました。コンポで音楽を流し指で片耳を交互にふさぎ聴き比べた結果、右耳では聴こえるベースギターやバスドラムの低音域の音が左耳だけで聴くとその音だけカットされてほとんど聴こえないことに気づきました。9月21日日曜日の朝のことです。「低音型突発難聴」という病気は発症から2週間以内に治療を始めないと治りにくいことも知り、数えてみたらちょうど2週間を経過していたので慌てて翌日の22日に近くにある耳鼻咽喉科で診察を受けました。先生に症状を話し聴力検査をして結果のグラフを見ながら診断を下してもらったところ、多少低音域の聴力が落ちているが、君の場合はまだ軽いから心配ないと言われました。その日はそれで、「メチコバール錠500μg」と「ストミンA錠」という2種類の飲み薬を処方してもらい帰宅しました。9月20日土曜日の夜からはラジオを聴いていると、ある特定の音域の音が左耳元でまるでハトが鳴いているように反響する症状も出始めました。また夜中に目が覚めて耳鳴りを意識すると朝まで寝付けない状態が3日ほど前から続いています。耳鳴りの音も当初の低い音だけではなく、よく耳を澄ますともう一種類サーッというセミの鳴き声のような高い周波数の耳鳴りも聴こえていることに気づきました。この高い音は夜寝る時だけ意識されるみたいで、昼間はあまり気にならないみたいです。今回の症状と連動した頭痛やめまいはありません。薬は本日までの段階で処方された2種類を計5回飲んでいますが症状は改善されていないみたいです。自分では素人診断ですが、やはり「低音型突発難聴」を疑っています。とりあえず明日別の耳鼻科に行って再度診察を受けるつもりです。先生のご意見もお聞かせ下さい。よろしくお願いします。

 40才 男性 (職業)通信カラオケの音データ制作

ひろゆきさんへのお答え 

投稿者:院長

投稿日: 9月23日(火)23時50分42秒

同じ疾患や同じような程度の症状でも、その症状の感じ方、訴え方は、人それぞれ違うものです。また違う病気でも、「自覚症状の訴え方」はよく似ていることもあります。言うまでもなく、耳の病気に限らず、なんでもそうですが。
 ですので、いくらこの場で症状を言われても、「診断」まで下すことはできません。
 耳鳴りについて言えば、「こんな耳鳴りだったらこういう病気」という傾向があるわけでもありません。気にし過ぎたり、神経が高ぶるとむやみにうるさく感じるようにもなってしまいますし、元より自覚度合いが比較的精神状態に左右されるのが耳鳴りです。

 どちらに受診されるのも結構ですが、初めから自己診断に固執して、ドクターの診断が自分と合わないからいかがなものか、というのは禁物ですよ。
 その時はその場で、「低音障害型突難の可能性はどうか」とお尋ねするのは悪いことではないと思いますが、まずは冷静に診断を仰ぐことだと思います。

お答えありがとうございます。

投稿者:ひろゆき

投稿日: 9月24日(水)09時43分53秒

わかりました。自分の判断ではなく医師の診断を信じるようにします。

ありがとうございました。

<補足>

「自己判断は禁物」とか、「医師を盲信しろ」というつもりではありません。

自己の自覚症状と、医師側の診療判断・説明および治療経過に齟齬がなければ、自ずと信用できましょう。

その中で、自己判断/先入観が強すぎると、理解も信用も生まれ得なくなります。そういう意味で、断片的な情報に基づいた自己判断への「固執」は禁物ですと申したまでです。