耳鳴り 

投稿者:男30歳  

投稿日:10月 1日(水)20時39分54秒

はじめまして。

最近、寝るとき、静かになると。。。
右耳から耳鳴りがするんです、心臓の鼓動のような耳鳴りが。。。
インターネットで色々調べたら、脳の異常からくる場合もあるみたいな
ことかいてて、少し怖くなりました。
一度耳鼻科でみてもらったほうがいいのでしょうか?

30歳」さんへ 

投稿者:院長  

投稿日:10月 4日(土)14時02分00秒

耳鳴りは、必ずしも病的なものとは限りません。しかし、すべてのケースに対してこの場で「心配ない、受診は不要」という断定をするわけにも参りません。
 通常、耳鳴りは難聴に伴うものすが、特に病的問題のないときでもある種の生理現象的に自覚されるものです。そういう経験は誰にでもあると思います。また難聴自体が、例えば加齢現象である場合は、「病的」という扱いとすべきではない場合も少なくありません。まあ30歳で「老化現象」というわけでもありませんが。
 通常の耳鼻科が行える診療では、「耳鳴り」という訴えを手がかりに、聴覚の異常があるか否か、ということを中心に調べます。
 つまりは病的な聴力障害があるか否か、それを見つけた場合は、相応に診断を詰めて、必要なら治療する、ということが主な耳鼻科医の努めとなります。
 「少なくとも耳の関係の病気はなさそうだ」、となったとき、「では頭の心配は?」と聞かれても、それを疑わせる客観的所見・事実がなければ、可能性は「薄い」とは言えても、とことんまで突き詰めれば「可能性はあるともないとも、言いようはない」となってしまいます。
 まあしかし、「耳鳴りだ、さあ頭が心配だ」というのは話の飛躍だと思います。確かに、徒に「脳の異常」を心配される向きが少なくありませんが、他の脳神経症状などがはっきり見られない限り、耳鳴りだけでその可能性を指摘することは通常できません。その裏返しで、「脳の異常」を否定する材料にもなり得ません。あくまでも通常は「可能性を考えにくい」という結論にしかなりません。
「そう言えば(頭の)病気がはっきりする前に、耳鳴りがしたんだよねー」みたいな話があると、すべてそれが前兆だったかもしれない、とされてしまうことがあると思います。
 本当は以前から時々自覚していた問題ないものが、何かあると、たまたま近時に感じた症状に限って、「あのときそう言えば」と関連づけられてしまう話の方が、よっぽど多く人の噂に上ってしまっているのではないかと思います。
 確かにある病気によっては、耳鳴りが手がかりで、「他にも所見が認められる、その辺を調べてみたら」、病気が見つかったということは、なくはありません。
 ただ、ひたすらに「脳の病気ばかりが心配」ということであれば、耳鼻科よりも、そういう科目を選んで受診した方がよいでしょう。

resありがとうございます。 

投稿者:男30歳  

投稿日:10月 5日(日)21時55分25秒

詳しいご説明ありがとうございます。
少し気がらくになりました。
とりあえず、一度耳鼻科にいってみようと思います。
耳鼻科に行って、「耳鳴りがします。」といえば・・・
聴覚の検査をして、正常ならば、耳に関しては心配ありません。ということになるのでしょうか?

<補足>

耳内所見を含めて異常所見が診られなければ、通常はそう言う結論となるでしょう。